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津波とクジラとペンギンと 東日本大震災10年、牡鹿半島・鮎川の地域文化

出版社名 社会評論社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-7845-1750-3
4-7845-1750-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 302P 19cm

商品内容

要旨

3.11から10年。「被災地」という渇いた語感とはかけ離れた、生活の営みが浮き彫りとなる。10年のフィールドワークから、民俗学者として問いかける。みなさんの生きる土地には、復興の繰り返しの歴史があり、それぞれの時代を全力で生きた人々がいた。一人ひとりは家族や隣人の歴史として刻み込まれ、過去と現在をつないでいる。震災10年という時間から、未来を展望するとき、そこにどんな暮らしをイメージしますか?

目次

第1章 遥かなる鮎川
第2章 捕鯨の鮎川か、鮎川の捕鯨か
第3章 クジラの臭いは繁栄の匂い
第4章 失敗しても磯からやり直せばいい
第5章 突拍子もないほどの賑わい
第6章 復興10年と地域文化のこれから

著者紹介

加藤 幸治 (カトウ コウジ)  
武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程教授。専門は民俗学、博物館学。静岡県出身。総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)