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広告倫理の行動原論 進化する応用倫理と「ふるまい」

出版社名 三省堂書店/創英社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-87923-078-2
4-87923-078-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 160P 21cm

商品内容

要旨

「どうすれば、もっと倫理的行動が敏感に取り得るのか」現場から問いかける。生活様式、慣習、行動形態が新転回期を迎えようとしている現在、「価値」や「未来」を浮き彫りにし信頼を再構築するのが応用倫理の特性である。暫定主義、可謬主義のもと、完全・絶対は存在しないという前提で倫理行動を促すために「広告の未来像」は戦略的に描かれなければならない。

目次

第1章 応用倫理の源泉「哲学概念の相対化現象」―1970年代以降の歴史的転回(哲学概念の相対化現象
社会契約論の復活
倫理コミュニケーション転回
ハンス・ヨナスの問いかけ「未来責任」)
第2章 「未来倫理」の拡大現象―長期視点の倫理行動(現代テーマの「未来倫理」
行動するための未来像
未来倫理から見た応用倫理の基本行動)
第3章 現実を深掘りする「行動倫理学」―2010年代以降の行動科学(行動科学の進化
行動倫理学
広告倫理と行動倫理学)
第4章 学際の応用倫理―広告倫理の特性と「ふるまい」(応用倫理と広告倫理
学際の広告倫理
広告倫理の体系化を促す行動)
第5章 広告倫理の構造と行動―統合的広告倫理の体系(広告倫理の構造論
契約概念の倫理と行動
理念型価値創造の倫理と行動
合意形成の倫理と行動
広告文化構築の倫理と行動
循環型統合システム)

著者紹介

岡田 米蔵 (オカダ ヨネゾウ)  
1937年、滋賀県守山市生まれ。京都大学(心理コース)卒業。(株)日立製作所を経て、1995年(株)オンラインを設立、2012年退社。その間、法政大学社会学部、女子美術大学芸術学部などの非常勤講師を歴任。著書に、『広告法規』(商事法務・共著・1994年度、日本広告学会学術賞)、『デジタル時代の広告法規』(日経広告研究所・共著・2003年度、日本広告学会教育賞)、『広告倫理のすすめ』(創英社/三省堂書店・2015年度、日本広告学会教育賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)