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壁塗り代換をはじめとする格体制の交替現象の研究 位置変化と状態変化の類型交替

ひつじ研究叢書 言語編第179巻

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-8234-1062-8
4-8234-1062-9
税込価格 6,380円
頁数・縦 283P 22cm

商品内容

目次

第1章 付着移入型壁塗り代換―「壁にペンキを塗る」「壁をペンキで塗る」
第2章 餅くるみ交替―「桜の葉に餅をくるむ」「餅を桜の葉でくるむ」
第3章 交替動詞と非交替動詞の間
第4章 離脱型壁塗り代換―「グラスから水を空ける」「グラスを空ける」
第5章 満ち欠け代換―「彼には積極性が欠けている」「彼は積極性に欠けている」
第6章 位置変化動詞文と状態変化動詞文の交替現象の全体像と体系―第1章〜第5章のまとめに代えて
第7章 「意味類型の階層モデル」の特徴と有効性―英語のlocative alternation研究の枠組みとの比較から
第8章 なぜ壁塗り代換はヴォイスのカテゴリーに入らないのか
第9章 交替動詞と多義語の違い
付章1 位置変化動詞文における格成分の語順
付章2 壁塗り代換に関する疑問に対して―本書の立場と見解

著者紹介

川野 靖子 (カワノ ヤスコ)  
1975年生まれ。群馬県出身。埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。筑波大学大学院文芸・言語研究科言語学専攻(日本語学)修了。博士(言語学)。福岡女子大学文学部専任講師、准教授、埼玉大学教養学部准教授を経て、2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)