• 本

逢坂元吉郎

出版社名 新教出版社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-400-21329-1
4-400-21329-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 241P 20cm

商品内容

要旨

壮年期に「民衆教会の樹立」を掲げ、また讀賣新聞を舞台に宗教ジャーナリストとして健筆をふるったが、国粋主義的な宗教団体から受けた暴行と大患を機に、独自の教会論や聖餐論を展開した牧師・神学者逢坂元吉郎(1880‐1945)。日本キリスト教史上に異彩を放ち、熊野義孝や桑田秀延が高く評価しつつも、大勢からは顧みられることの少なかったこの人物の生涯と思想を、著者の長年にわたる研究の成果に基づいて書き下ろした意欲作。

目次

序章
第1章 生涯
第2章 「前期」における信仰と思想
第3章 「殴打事件」の意味したもの
第4章 「後期」の世界―その思考様式
第5章 救済へ―神と人との接近・合一
終章

著者紹介

鵜沼 裕子 (ウヌマ ヒロコ)  
1934年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻課程・博士課程単位取得満期退学(文学修士)。元聖学院大学日本文化学科及び同大学院アメリカ・ヨーロッパ文化研究科教授。聖学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)