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「チェチェン化」するロシア ポスト・プーチン論序説

出版社名 東洋書店新社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-7734-2043-2
4-7734-2043-X
税込価格 2,530円
頁数・縦 283P 19cm

商品内容

要旨

チェチェンはロシアの未来である。国内外で強権・強硬路線をひた走るロシアは、その実、内憂外患に悩む病める巨人だ。その病理は、過激な“ミニ・プーチン”カディロフが統治するチェチェンにこそ見出すことができる。「チェチェンを通してロシアを見る」、第一線のジャーナリストによる野心的な「ポスト・プーチン」論。

目次

プーチンとチェチェン
第1部 カディロフのチェチェン(カディロフの「藩王国」
異境化するチェチェン
紛争からの復興)
第2部 「越境」するチェチェン(やまぬ暗殺とテロ
チェチェンの新たな紛争
「チェチェン化」するロシア)
ポスト・プーチンと「火薬庫」チェチェン

著者紹介

真野 森作 (マノ シンサク)  
1979年、東京都生まれ。一橋大学法学部卒業。2001年、毎日新聞入社。北海道報道部、東京社会部、外信部、ロシア留学を経て、13〜17年にモスクワ特派員。大阪経済部記者などを経て、20年4月からカイロ特派員として中東・北アフリカを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)