本書は、心理学の歴史や研究法、知覚、学習、記憶、言語、思考、社会、発達、認知、人格、臨床など、心理学の各分野における重要な事項について、「こころ」をキーワードに解説した入門テキストである。図表や具体例を多く用いて、やさしい解説を心がけるとともに、できる限り各章の関連を明確にして、読者が学びやすいように配慮している。改訂版では、内容を整理・増補し、コミュニケーションに関するコラム等新しい話題を取り入れ、一層の充実を図った。また、巻末の索引を充実させ、各項目には英語綴りを併記しているので、大学院受験や資格試験の際にも役立つ書となっている。

１部　こころの探究（こころの歴史を解く
こころの研究法）
２部　こころの仕組み（行動の仕組み
感覚・知覚　ほか）
３部　社会の中のこころ（社会の中のこころ
自分のこころ・他人のこころ）
４部　こころの発達と個人差（こころの発達
こころの個人差）
５部　こころの支援（こころへの支援）