• 本

DNAに刻まれた神の言語 遺伝学者が神を信じる理由

シリーズキリスト教と科学

出版社名 いのちのことば社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-264-04348-5
4-264-04348-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 359P 19cm

商品内容

要旨

生命は、偶然の産物なのか「真理」を追求した先に、「信仰」と「科学」の真摯な対話が始まる―。人類のDNA配列を解明した「国際ヒトゲノム計画」の立役者でもあり、キリスト教徒でもある著者が、信仰と科学を統合する道を探る。

目次

第1部 科学と信仰の亀裂(無神論から信仰へ
せめぎあう二つの世界観)
第2部 人間の存在に関する大いなる疑問(宇宙の起源
地球上の生命―微生物と人間について
神聖なる解説書を読み解く―ヒトゲノムから学んだこと)
第3部 科学への信仰、神への信仰(創世記、ガリレオ、ダーウィン
無神論と不可知論―科学が信仰に勝るとき 選択肢(1)
創造論―信仰が科学に勝るとき 選択肢(2)
インテリジェント・デザイン(ID)―科学が神の助けを必要とするとき 選択肢(3)
バイオロゴス―科学と信仰が調和するとき 選択肢(4)
真理の探究者たち)
補遺 科学と医学における生命倫理を考える(遺伝医学
個別化医療
DNA検査がもたらす倫理的問題
生命倫理は道徳律に基礎を置く
生命倫理の議論において信仰が果たすべき役割
幹細胞とクローニング
体細胞核移植とES細胞生成とは根本的に異なる
医療を超えて
増強的介入(エンハンスメント)
結論)

著者紹介

コリンズ,フランシス (コリンズ,フランシス)   Collins,Francis S.
米国の遺伝学者、医師。エール大学より物理化学博士号、ノースカロライナ大学より医学博士号を取得。エール大学で人類遺伝学の特別研究員、ミシガン大学で内科学と人類遺伝学の教授を経て、米国国立ヒトゲノム研究所の所長(1993〜2008年8月)に。在任中には国際ヒトゲノム計画の代表も務めた。2009年に米国国立衛生研究所(NIH)長官就任(2021年退任)。全米科学アカデミー及び医学院会員。嚢胞性線維症、神経線維腫症、ハッチンソン・ギルフォード早老症候群、二型糖尿病ほかさまざまな遺伝性疾患の疾病遺伝子の発見に関わるなど、遺伝医学における業績は多く、関連分野でのリーダーとしての貢献も大きい。2007年にはアメリカで文民向けの最高位の勲章である大統領自由勲章を受章
中村 昇 (ナカムラ ノボル)  
東京大学理学部地球物理学科卒業。プリンストン大学大学院大気海洋博士課程修了。Ph.D.シカゴ大学地球物理学科教授。専門は大気・地球流体力学。伝道者聖ヨハネエピスコパル教会教会員
中村 佐知 (ナカムラ サチ)  
プリンストン大学大学院心理学科博士課程修了。Ph.D.翻訳家。伝道者聖ヨハネエピスコパル教会教会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)