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彼女たちは、なぜ、死を選んだのか? 敗戦直後の樺太ソ連軍侵攻と女性たちの集団自決

出版社名 敬文舎
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-906822-37-9
4-906822-37-1
税込価格 2,860円
頁数・縦 407P 20cm

商品内容

要旨

自決を図った病院看護婦23人と電話交換手9人。戦後77年執念の取材でいまはじめて真実が明るみに!

目次

第1部 楡の丘に「山桜の歌」が聴こえる―大平炭鉱病院看護婦集団自決(手首の疵痕
切り裂かれた風景
燃える恵須取町
逃避行の果てに
八月一七日 夜明けのまどろみのなかで ほか)
第2部 こちら交換室 ただいま九人亡くなりました―真岡郵便局電話交換手集団自決(「九人の乙女の碑」から―プロローグとして
引き揚げ組と残留組と「決死隊」
非常体制の夜
八月二〇日 一二人の電話交換手の朝
銃撃にさらされたのは電信係 ほか)

出版社・メーカーコメント

"敗戦直後の樺太で、ソ連の侵攻が始まり、病院の看護婦と郵便局の電話交換手たちが自決した。自決の真相を執念の取材で明らかにする。第1部 太平炭鉱病院看護婦集団自決 ・切り裂かれた風景 ・燃える恵須取町 ほか 第2部 真岡郵便局電話交換手集団自決 ・引揚げ組と残留組と""決死隊"" ・八月二〇日 交換手たちの朝 ・銃撃にさらされたのは電信係 ・他局と最期の交信 ・用意されていた青酸カリ ・「九人の乙女」の偶像と捏造ほか"

著者紹介

川嶋 康男 (カワシマ ヤスオ)  
ノンフィクション作家。1950年、北海道生まれ。児童ノンフィクション『大きな手大きな愛』(農文協)で第56回産経児童出版文化賞JR賞(準大賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)