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ヘーゲル『精神現象学』をどう読むか 新たな解釈とアクチュアリティの探究

出版社名 社会評論社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-7845-1895-1
4-7845-1895-9
税込価格 3,520円
頁数・縦 248P 22cm

商品内容

目次

第1部 『精神現象学』の新たな解釈(真なる知に向かう出発点としての『精神現象学』緒論
悟性が「無限性」の世界を把握できないのはなぜか?―「転倒した世界」を手引きとして
統覚から精神へ―『精神現象学』「理性」章におけるカテゴリーの展開
人倫的行為の限界と可能性―無限的な中項としての行為の可能態と現実態
『精神現象学』における「犠牲」の意味―「宗教」章を中心に ほか)
第2部 『精神現象学』のアクチュアリティをめぐって(人格と承認―ヘーゲルと福祉思想
ヘーゲルと社会構築主義―ジュディス・バトラーのヘーゲル解釈と美しき魂をめぐって
芸術の過去性の暴露―『精神現象学』における喜劇的意識の機能)

出版社・メーカーコメント

出来上がった解釈の提供ではなく、〈新たな読み〉の可能性を探究する。 G. W. F. ヘーゲルの『精神現象学』(1807 年)をあらゆる角度から検討する包括的な論文集。第1部は、各世代を代表する「ヘーゲル読み」が『精神現象学』の各章について自らの解釈を開陳。第2部は、より発展的な課題として『精神現象学』にかぎらずヘーゲル哲学のさまざまな側面を現代の社会や思想との関連において捉え直す。

著者紹介

片山 善博 (カタヤマ ヨシヒロ)  
日本福祉大学社会福祉学部教授
小井沼 広嗣 (コイヌマ ヒロツグ)  
岐阜聖徳学園大学教育学部専任講師
飯泉 佑介 (イイズミ ユウスケ)  
京都大学文学研究科・日本学術振興会特別研究員PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)