工科系学生のための〈リベラルアーツ〉
出版社名 | 知泉書館 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-86285-379-0
(4-86285-379-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 208P 19cm |
商品内容
要旨 |
今日、STEAM教育に代表されるように、理系・文系の縦割り教育からの転換が進められています。本書は、技術者を目指す皆さんに、工学や技術の意味や可能性を客観的に見る方法を提供する“リベラルアーツ”のテキストです。第1部は“リベラルアーツ”の歴史編です。古代ギリシアの自由学芸(三学四科:文法・修辞学・論理学/算数・幾何・音楽・天文)に始まり、ヨーロッパの知性を支え、わが国では「教養」として展開した“リベラルアーツ”の歴史を学びます。第2部は“リベラルアーツ”の現代編です。心理学、歴史学、人類学、教育学、経済学それぞれの知見に基づく視点や方法論を紹介して、各分野から見た“リベラルアーツ”の意味とともに、工学や技術との対話について考えます。科学技術の凄まじい進展と競争のただ中で、人間形成の要としてのリベラルアーツ教育の重要性を考察する本書は、学生のみならず幅広い読者にとって画期的なテキストです。 |
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目次 |
第1部 歴史のなかの“リベラルアーツ”(教養理念の原点を問う―古代ギリシアのパイデイアは何を目指したのか? |