• 本

モーパッサン伝

出版社名 水声社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-8010-0696-6
4-8010-0696-5
税込価格 5,500円
頁数・縦 316P 図版16P 22cm

商品内容

要旨

19世紀のフランス文壇において、自由を求め、権威に縛られることなく自立した芸術家として数々の名作を遺したギィ・ド・モーパッサン(1850‐1893)。母親から芸術家になるべく育てられた青年時代、フロベールとの邂逅から作家として名を馳せたのち43歳で夭折するまで、短くも激しい生涯を駆け抜けた作家の人生を稀代の伝記作家が描く。

目次

逃げ出した仔馬
詩と現実
二人の師
戦争
役人
グルヌイエール
ロワイヤル通りからグルネル通りへ
脂肪の塊
“おやじ”の死
『女の一生』、そして人生
ベラミ
サロンの空気、沖の空気
オルラ
去り行くエルヴェ
山の向こう側
大詰め
生きた死者

著者紹介

トロワイヤ,アンリ (トロワイヤ,アンリ)   Troyat,Henri
1911年モスクワ生まれのロシア系フランス人作家。1935年に処女小説『ほの明かり』を発表して以来、2007年に九十五歳で没するまで精力的に小説、伝記、エッセイ等を発表した。日本でも多数の作品が翻訳されている
足立 和彦 (アダチ カズヒコ)  
1976年、京都府に生まれる。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、パリ第四大学博士課程修了。現在、名城大学法学部准教授。専門は十九世紀フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)