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シュークリーム

灯光舎本のともしび

出版社名 灯光舎
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-909992-54-3
4-909992-54-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 153P 19cm

商品内容

目次

漱石先生臨終記
長春香
昇天
掻痒記
亂れ輪舌FOT
寺田寅彦博士
シュークリーム

著者紹介

内田 百〓 (ウチダ ヒャッケン)  
1889‐1971。岡山県生まれ。本名・栄造。15歳のときに親友・堀野寛と出会い、堀野を通じて読書の趣味に目覚める。翌年、夏目漱石の『吾輩は猫である』上篇を読み、漱石に傾倒。19歳のころには俳句熱が高まって、俳諧一夜会や苦渋会という句会を結成。岡山近郊の百間川から俳号を「百間」とした。1910年、東京帝国大学文科大学へ入学。翌年2月に、静養中だった漱石を訪ねる。漱石の面会日「漱石山房」に出席するようになり、小宮豊隆、津田青楓、森田草平、芥川龍之介、久米正雄などと知り合う。以後、陸軍士官学校や法政大学で教機をとる。1920年には、作曲家・箏曲家の宮城道雄に知遇を得て親交が続く。同年、幼少期より寵愛を受けてきた祖母の竹が死去。1922年、はじめての著作集『冥途』を稲門堂書店より刊行。翌年、関東大震災に遭い、『冥途』の印刷紙型を焼失してしまう。1933年に三笠書房から『百鬼園随筆』を刊行してから、『冥途』の再〓版(三笠書房)や第二創作集『旅順入城式』(岩波書店)、『百鬼園俳句帖』(三笠書房)などを刊行。以降、『贋作吾輩は猫である』(新潮社)、『ノラや』(文藝春秋新社)など多数の書籍、作品を発表する。1967年には、これまでの功績を評価され芸術会員に推薦されながらも「いやだから、いやだ」とそれを辞退。それからも『麗らかや』『残夢三昧』(いずれも三笠書房)などを著す。多くの名筆を世に刻み、1971年4月20日に逝去
山本 善行 (ヤマモト ヨシユキ)  
1956年‐。大阪府生まれ。関西大学文学部卒。書物エッセイスト。2009年、京都銀閣寺近くに「古書善行堂」オープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)