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もう中国とは「共助」でないといけない! 識者8人の実践と知恵

出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-86185-336-4
4-86185-336-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

日本と中国は一衣帯水の隣国である。両国は不幸な戦争の困難な時代を経て、1972年に日中国交正常化、1978年に日中平和友好条約締結がなされ、これが現代の日中協力の実質的なスタートとなった。今年、日中平和友好条約締結から45年の節目を迎える。近年の日中共同世論調査では、日中関係が重要と考える日本人が7割強に上りながら、中国に良くない印象を持つ割合が9割を超す。日中を知悉する8人の識者の実践と知恵により、両国の関係改善やアジアの安定、平和を目指すためのヒントを得られるおすすめの1冊。

目次

第1章 おせっかいと笑いで日中、そして世界を幸せにする(高橋恵・一般社団法人おせっかい協会会長)
第2章 「就籍」で中国残留孤児1250人の国籍取得(河合弘之・中国残留孤児の国籍取得を支援する会会長・さくら共同法律事務所所長弁護士)
第3章 映像を通じて日中両国に友好の橋を架ける(張麗玲・株式会社大富代表取締役社長)
第4章 エリゼ条約に倣い首脳会議、青少年交流の義務化を(瀬野清水・一般社団法人日中協会理事長)
第5章 朦朧の日中、天心の「アジアは一つ」を目指せ(佐藤志乃・日本美術史研究家・公益財団法人横山大観記念館学芸員)
第6章 「温故知新」「大同小異」「未来志向」で日中関係改善を(朱金諾・全日本空輸株式会社常任理事)
第7章 「砂漠の大画廊」敦煌は日中友好のシンボル(志賀建華・一般社団法人日中平和発展促進会理事長・株式会社遊路社長)
第8章 変貌した中国、豊富な財源とスピード感(田邉敏憲・元尚美学園大学学長・エアロディベロップジャパン株式会社社長)

著者紹介

土屋 雄二郎 (ツチヤ ユウジロウ)  
1958年、岡山県に生まれる。ライター。株式会社TKC出版で東京営業所所長、TKC会報編集室長など歴任。音と映像と舞台の株式会社の代表取締役を2期務める。東京都立大学プレミアム・カレッジで日中関係に目覚め、日中国交正常化に貢献した郷里の岡崎嘉平太氏の偉業に触れ、両国の友好促進の一助として8人の識者を広く取材し、1冊にまとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)