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本草奇説 もの言わぬ植物たちも夢をみる

出版社名 工作舎
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-87502-554-2
4-87502-554-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 173P 18cm

商品内容

要旨

ひっそり静かに佇んでいるようで、木も草も花も果実も、思うところ、言いたいことは、それこそ山のようにある。ニンゲンサマの勝手放題、悪行狼藉、もう黙ってなどはいられない。動き出したら止まらない。

目次

草蔓の章(ち・ちがや―茅 運命の分かれた兄弟のはなし
はぎ―萩 喰われた萩のはなし ほか)
菜穀の章(なぎ―水葱 大食漢の聖のはなし
あさ―麻 虎退治のはなし ほか)
果樹の章(うめ―梅 紅梅を愛した娘のはなし
もも―桃 鬼に追いかけられた神さまのはなし ほか)
香木の章(ひのき―桧 二股の桧のはなし
まつ―松 官位を得た松のはなし ほか)
喬木の章(えのき―榎 赤い衣を射た男のはなし
うるし―漆 老母の智慧のはなし ほか)

著者紹介

福井 栄一 (フクイ エイイチ)  
上方文化評論家。1966年、大阪府吹田市生まれ。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。四條畷学園大学看護学部客員教授、京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部非常勤講師、関西大学社会学部非常勤講師。朝日関西スクェア・大阪京大クラブ会員。上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論、テレビ・ラジオ出演など多数。剣道二段。著作は本作で四十二冊にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)