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モン=オリオル

ルリユール叢書

出版社名 幻戯書房
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-86488-279-8
4-86488-279-7
税込価格 3,850円
頁数・縦 369P 19cm

商品内容

要旨

レジャーと治療、自然のスペクタクル、社交と娯楽、投機と事業、源泉所有権をめぐる資本所有者たちのたくらみと諍い、恋愛と姦通―温泉リゾート「モン=オリオル」を舞台に種々様々な人間たちの感情が絡み合う、モーパッサンが描く一大“人間喜劇”。

著者紹介

モーパッサン,ギ・ド (モーパッサン,ギド)   Maupassant,Guy de
1850‐93。ノルマンディー生まれのフランスの小説家。『オルラ』『手』『首かざり』などの短編や時評、『女の一生』『ベラミ』などのシニカルな作風の小説で知られる。1880年、ゾラたちと発表した『メダンの夕べ』所収の『脂肪の塊』で一躍有名になる。流派に属さず、フローベールとブイエから強い影響を受けた。すべてを見、眼差しによって理解しようというモットーのもと、冷徹な人間観察と自然描写が際立つ作品を多く残した
渡辺 響子 (ワタナベ キョウコ)  
東京大学大学院(総合文化研究科)博士課程単位取得退学。パリ第三大学で文学博士号取得。現在明治大学法学部教授。専門はゾラ、サンド、モーパッサンを中心とする十九世紀フランス小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)