消してはならない歴史と「連帯の未来像」
日韓記者・市民セミナーブックレット 13
出版社名 | 社会評論社 |
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出版年月 | 2023年8月 |
ISBNコード |
978-4-7845-1165-5
(4-7845-1165-2) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 102P 21cm |
商品内容
要旨 |
中野重治の朝鮮認識を研究する講師は次のように指摘する。「新たな連帯の端緒というのは、日本人が自発的に「被圧迫民族」の位置に登っていくこと、言い換えれば「圧迫民族」への権力意志を自発的に断念することにある。―これが、中野の朝鮮認識の一つの到達点ではないか」日本と韓国・朝鮮の間には、未だ超えることができず、そして消してはならない歴史がある。国境を超えたインターナショナリズム、その連帯の未来像はどのようなものなのか?関東大震災・朝鮮人虐殺から百年の今年、友好と信頼への道を考えさせる講演録。 |
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目次 |
第1講 民族的連帯から見るインターナショナリズム―中野重治の朝鮮認識を手がかりに(廣瀬陽一) |