• 本

家族と厄災

出版社名 生きのびるブックス
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-910790-11-4
4-910790-11-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 187P 19cm

商品内容

要旨

パンデミックは何をもたらしたのか。家族で最も弱い立場に置かれた人々の、手さぐりと再生の軌跡をみつめた、ベテラン臨床心理士によるエッセイ。リアルなエピソードと実践経験から生まれた知見をもりこんだ、時代の荒波を生きぬくための必携書。

目次

第1章 KSという暗号
第2章 飛んで行ってしまった心
第3章 うしろ向きであることの意味
第4章 マスクを拒否する母
第5章 親を許せという大合唱
第6章 母への罪悪感はなぜ生まれるのか
第7章 「君を尊重するよ(正しいのはいつも俺だけど)」
第8章 私の体と母の体
第9章 語りつづけることの意味
第10章 むき出しのまま社会と対峙する時代
第11章 慣性の法則と変化の相克―一蓮托生を強いられる家族
第12章 現実という名の太巻きをパクっとひと口で食べる

著者紹介

信田 さよ子 (ノブタ サヨコ)  
公認心理師、臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問、公益社団法人日本公認心理師協会会長。1946年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもりに悩む人やその家族、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待、性暴力、各種ハラスメントの加害者・被害者へのカウンセリングを行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)