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舞文録 女優須磨子と島村抱月の真実

出版社名 三省堂書店/創英社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-87923-216-8
4-87923-216-5
税込価格 4,950円
頁数・縦 1135P 21cm

商品内容

要旨

日本に新劇を創り芸術座を興し、本国における自然主義文学に隆盛をもたらした島村抱月と、初の近代劇女優として一世を風靡した松井須磨子の恋は、歪曲と捏造と隠蔽により単なる「スキャンダル」に貶められてきた。抱月は大学の謀反人、恩師を裏切る背徳漢として人格までも疑われ、優れた業績までも過小評価され、歴史から葬り去られようとしていた。女優須磨子も悪意あるゴシップに晒され、毒婦、娼婦、妖婦と罵られ、ついには抱月を堕落させた悪女と決めつけられる。近年、封印されていた資料が公開され俗説を根底から覆す抱月と須磨子の恋の真相が見えてきた。異色のドキュメンタリータッチで描かれた、日本の新劇の草創期とその盛衰の歴史。

目次

第1部 アクトレス誕生
第2部 女優のレガシー