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大衆映画の戦後社会史 あの時代の風景と人びとの気分を観直す

出版社名 梨の木舎
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-8166-2402-5
4-8166-2402-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 254P 21cm

商品内容

要旨

邦画はたんに「娯楽の王様」だったわけではない。

目次

1 邦画はたんに「娯楽の王様」だったわけではなかった(“戦後”の太陽―「二十三回忌法要」大イベントをめぐって『銀座の恋の物語』(監督・蔵原惟繕)
原爆と戦後―「実在」と「虚妄」をめぐって『その夜は忘れない』(監督・吉村公三郎)
続・原爆と戦後―「体験」と「思想」をめぐって『カールじいさんの空飛ぶ家』(監督・ピート・ドクター) ほか)
2 『陽のあたる坂道』と『緋牡丹博徒』の狭間に観る六〇年代の光と闇(戦後“映画=文学”としての『陽のあたる坂道』
任侠映画の中の“女”、藤純子をめぐって
日活アクション映画の興亡―石原裕次郎伝説の時代
東映「任侠」映画―その始まりと終わり)
3 天野恵一インタヴュー(聞き手・構成 本間健彦)(“映画少年”時代からの流れを読み解く)

著者紹介

天野 恵一 (アマノ ヤスカズ)  
1948年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)