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エレミヤ書1〜20章

VTJ旧約聖書注解

出版社名 日本キリスト教団出版局
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-8184-1148-7
4-8184-1148-5
税込価格 9,240円
頁数・縦 613P 22cm

商品内容

要旨

エレミヤの悲痛な叫び、嘆きがわたしたちに語りかけるものとは…?「審判」と「救済」がエレミヤ書全体に通底するテーマである。難解なテクストや文体によって見失われがちなこのテーマが、およそ40年にわたり研究してきた著者による丁寧な解説によって明確な像を結ぶ。日本語で書き下ろされており、読みやすい。原典の文書・文体・文法・語彙の特徴がわかる。聖書各書の歴史的・文化的・社会的背景がわかる。先入観に支配されず、聖書が提起している問題を理解できる。聖書の理解を通して、現代社会への深い洞察を得ることができる。

目次

緒論
第1部 初期宣教(1:1‐6:30)(召命と派遣(1:1‐19)
告発(2:1‐37)
悔い改めへの招き(3:1‐4:4) ほか)
第2部 宣教の展開(7:1‐10:25)(誤った礼拝(7:1‐8:3)
嘆きと告発1(8:4‐23)
嘆きと告発2(9:1‐25) ほか)
第3部 宣教と嘆き(11:1‐20:18)(嘆きと怒り(11:1‐12:17)
最初の象徴行為―朽ちた帯と満ちた酒壺(13:1‐14)
人間の誇りか、ヤハウェの栄光か(13:15‐27) ほか)

著者紹介

大串 肇 (オオグシ ハジメ)  
1957年東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒、東京神学大学博士課程前期修了。1988〜92年ドイツ・ボン大学福音主義神学部留学、W.H.シュミット教授に師事。神学博士。2023年まで、日本基督教団仙川教会牧師、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校教授。2023年1月8日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)