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人新世とツーリズム 地球とツーリズムの未来を考える

出版社名 九州大学出版会
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7985-0375-2
4-7985-0375-4
税込価格 4,950円
頁数・縦 166P 22cm

商品内容

要旨

地球を改変する力となったツーリズムのあり方を問う。クルッツェン曰く、18世紀後半の産業革命を契機に地球は完新世から人新世に移行した。人新世時代に相応しいツーリズム、また将来世代に向けた持続可能なツーリズムとは何かを提示する。

目次

第1部 人新世という時代(人新世―人類の地質時代
人新世の3つのステージ
クルッツェンの人新世の本質―クルッツェンの言葉)
第2部 人新世時代のツーリズム(ツーリズムによる環境への影響
人新世時代におけるツーリズムと気候変動
人新世の視点からのツーリズム)
第3部 人新世と持続可能なツーリズム(人新世時代のヨーロッパアルプスのツーリズム
もう一つのツーリズム―ソフトツーリズム
持続可能なツーリズムの検討)

著者紹介

片瀬 葉香 (カタセ ヨウカ)  
1997年コーネル大学大学院(MPA)、2000年コロンビア大学大学院(MPhil)、2008年早稲田大学大学院社会科学研究科(地球社会論専攻)博士後期課程満期退学、2012年コロンビア大学地球研究所客員研究員を経て、九州産業大学地域共創学部観光学科准教授。専門は観光学
横山 秀司 (ヨコヤマ ヒデジ)  
1981年明治大学大学院文学研究科(地理学専攻)博士課程単位取得満期退学。明治大学博士(地理学)。元・九州産業大学商学部教授、現・九州産業大学名誉教授。専門は観光地理学、景観生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)