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経験バイアス ときに経験は意思決定の敵となる

出版社名 白揚社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-8269-0262-5
4-8269-0262-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 355P 19cm

商品内容

要旨

経験はどんなときも素晴らしい教師である、というのは幻想にすぎない。実は、経験を積むことによって、物事がはっきり見えてくるどころか、バイアスに足を取られ事態をややこしくしてしまっているケースが多い。では、どうすればいいのか?買い物から、仕事、教育、選挙、人生まで、過去から正しく学び、よりよい意思決定を下す方法を行動科学者と認知科学者が解説する。

目次

序章 経験はすばらしい教師だ―が、そうではないこともある
第1章 人をあざむくストーリー―経験が単純すぎる物語になるとき
第2章 ひらめきの喪失―経験が創造力を削いでしまうとき
第3章 リスクに気づかない―経験が危険を隠してしまうとき
第4章 見せかけの自由―経験が選択の幅を狭めるとき
第5章 心地よければやってよし―経験が節操を失わせるとき
第6章 百発百中の魔弾―経験が成功の秘訣の幻想をもたらすとき
第7章 幸せの妨げ―経験が満足を損なうとき

著者紹介

ソイヤー,エムレ (ソイヤー,エムレ)   Soyer,Emre
行動科学者、起業家。複数のスタートアップ企業を設立したのち、ホガースの下でPhDを取得。その後、さまざまな企業と協働して、個人やチームの意思決定を改善するツールや手法を構築している。フランスのINSEADやESSEC、ドイツのミュンヘン工科大学、イタリアのSDAボッコーニ、スイスのザンクトガレン大学、トルコのオジェギン大学などのビジネススクールで客員教授を務めてきた
ホガース,ロビン M. (ホガース,ロビン M.)   Hogarth,Robin M.
人がどのように意思決定するのかという問題の虜となり、50年以上一貫して研究を続ける。シカゴ大学でPhDを取得後、フランスのINSEAD、シカゴ大学で研究職に就き、現在はバルセロナのポンペウ・ファブラ大学で名誉教授を務める
今西 康子 (イマニシ ヤスコ)  
神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)