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マーシャの日記その後 旧ソ連のユダヤ人差別

出版社名 新日本出版社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-406-06803-1
4-406-06803-1
税込価格 3,740円
頁数・縦 443P 20cm

商品内容

要旨

初邦訳!旧ソ連によるユダヤ人迫害の実録。

目次

もう私は殺されない―一九四五年三月一〇日に解放される
家路を急ぐ
グロドノ国境検問所での足止め―終戦
ヴィリニュスに生還
交付された身分証明書
私だけの資料館
「学校に行くべきだ」と言われるが…
文化事業局で簡単な仕事に就く
ミホエルスのヴィリニュス訪問
企画財務課の課長になる
ミヘリ叔父の最期
ミホエルスの死
解雇・新しい仕事は音楽協会
彼女はママの洋服を着ていた…
また、シベリア送りが始まった…
ムレルの裁判
パパに赤ちゃんが
夜間学校に入学
あのインクのしみ、あのソファー
妹の誕生〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

ホロコーストから生還後、ソ連の文化事業局に勤めていたマーシャは、ユダヤ反ファシスト委員会議長の事故死に疑念を抱いたため「不健全な関心」として、突然解雇される。相次ぐユダヤ人のシベリア送り、学長職を追われる父。「私は生き残った。それなのになぜ黙っているのか」。書かずにはいられなかった貴重な記録。

著者紹介

ロリニカイテ,マーシャ (ロリニカイテ,マーシャ)   Rolnikaite,Masha
リトアニア出身のユダヤ人作家。1927〜2016年。ホロコーストを生きのびた体験記録である『私は語らなければならない』(邦訳『マーシャの日記―ホロコーストを生きのびた少女』)、『三つの出会い』『長い沈黙』『消される運命』などの作品がある。生涯反ファシズムを訴え続けた
清水 陽子 (シミズ ヨウコ)  
早稲田大学第一文学部卒業。著書に『ユダヤ人虐殺の森―リトアニアの少女マーシャの証言』(群像社)、『シルクロードを行く』(東洋書店)、『女たちが究めたシルクロード』(共著、東洋書店)、訳書に『マーシャの日記―ホロコーストを生きのびた少女』『消される運命』(新日本出版社)、『長い沈黙』(未来社)他がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)