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ブッダの海にて三千日 老作家僧のタイ仏教&瞑想修行

出版社名 大法輪閣
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-8046-8219-8
4-8046-8219-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 329P 19cm

商品内容

要旨

直木賞受賞から27年、67歳で出家した著者は3000日余のタイ僧院暮らしで何を学んだのか?前作『老作家僧のチェンマイ托鉢百景』に加えて描く「仏法」の修学と「瞑想」修行。ブッダの海を歩いた異国での稀有な体験と実践がここに実を結ぶ。テーラワーダ仏教の知られざる「利他」を語る書。

目次

第1部 托鉢と戒律(地をゆく日々の光景
最小限の心を説く教え
二二七戒律とその理念
語り伝えの伝統と三宝主義)
第2部 瞑想と仏法(ヴィパッサナー瞑想というもの
修習すべき四項目のテーマ
煩悩の正体と善なる法
さらなる瞑想をゆく
無常と無我の「苦」を観る
瞑想の終盤を迎えて
八正道と悟りの階段
ヴィパッサナー瞑想の完結
「悟り」とは何かの問題
瞑想の果実は個々のもの)

著者紹介

笹倉 明 (ササクラ アキラ)  
作家・テーラワーダ僧。1948年兵庫県西脇市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒。80年『海を越えた者たち』(すばる文学賞入選)で作家活動へ。88年『漂流裁判』でサントリーミステリー大賞(第6回)、89年『遠い国からの殺人者』で直木賞(第101回)を受賞する。2016年チェンマイの古寺にて出家し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)