• 本

日本古代の儀礼と社会

出版社名 八木書店出版部
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-8406-2604-0
4-8406-2604-9
税込価格 11,000円
頁数・縦 459P 22cm

商品内容

要旨

古代社会を知るための書き下ろし論考18本を収録。王権に関わる儀礼や祭祀、古代仏教と国家・社会との関わり、摂関制を含めた広義の政務と典籍・文物―最新の研究成果を踏まえた論文集。

目次

第1部 儀礼と王権(不改常典と神祇令践祚条
日本近世の航海信仰からみた古代の持衰
古代行幸の運用実態
『唐暦』と「日本」国号への変更期間について
荷前別貢幣と諸王発遣の意義
斎院の交替制)
第2部 仏教と社会(『伊勢物語』第九段 東下り「都どり」の歌と「豊嶋ミヤケ」・「浅草寺縁起」―在原業平の「事問ひ」の和歌と「特牛」・「桧前」氏
行基にかんするいくつかの問題
行基と池溝開発
長岡遷都・廃都と早良親王
和気氏と最澄・空海
平安時代中後期における四天王寺俗別当の補任と芸能)
第3部 政務と文物(太政大臣の権能からみた摂政・関白の成立
大極殿炎上と清和天皇の退位
季禄の変遷と財源
平安時代における天文勘申と中原氏
近世における『政事要略』の伝来―前田綱紀蒐集本を中心に
安閑天皇陵とガラス碗―東北大学附属図書館所蔵 速水宗達『御玉まりの説』より)

著者紹介

西本 昌弘 (ニシモト マサヒロ)  
関西大学文学部教授。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)