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中近世陶磁器の考古学 第18巻

出版社名 雄山閣
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-639-03008-9
4-639-03008-8
税込価格 7,480円
頁数・縦 328P 22cm
シリーズ名 中近世陶磁器の考古学

商品内容

要旨

遺跡から出土する陶磁器は歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる生活文化史のシリーズ第十八巻である。

目次

越後国白河荘周辺における中世陶器の生産と流通
中世武士団菊池氏の本拠地における陶磁器
考古学から喫茶文化を解明するために―福岡県朝倉市黒川院関連遺跡群を例に
「日本最初の陶器」陶邑窯須恵器から「中世八古窯」への仮説
12〜13世紀韓中陶瓷交流の一断面―康津沙堂里窯址新発見饅頭窯の検討を中心に
「桃山陶器」生産技術交流論
有田町赤絵町遺跡出土品とドイツ・アウグスト強王コレクションの比較研究成果
近世陶磁の名称―土蔵に保管されたハレの食器
新発田市上三光地域の近代窯業
『天工開物』に見える“済水転〓”考
明清古陶磁器版画画像の校勘

著者紹介

佐々木 達夫 (ササキ タツオ)  
1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科考古学専門課程博士課程単位取得退学。金沢大学教授、同学評議員・埋蔵文化財調査センター長を経て、現在、金沢大学名誉教授、古代学協会理事、日本考古学会評議員。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)