• 本

バルザック研究アラカルト コントから小説の方へ

出版社名 春風社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-86110-967-6
4-86110-967-1
税込価格 4,400円
頁数・縦 392,29P 20cm

商品内容

目次

第1部 コント文学とバルザック(『最後の妖精』を読む―「妖精譚」の読者/著者バルザック
若返りの泉―ラ・フォンテーヌの読者バルザック)
第2部 コントの作者バルザック(コントの作者バルザックと初版『あら皮』
『哲学的コント集』をひもとく
「コントのような会話」のために―『コント・ブラン』と『新哲学的コント集』
『コントの理論』―バルザックからバルザックへ)
第3部 小説の方へ(バルザックとパリの泥―『金色の眼の娘』『ゴリオ爺さん』『シビレエイ』
『ゴリオ爺さん』“ボーセアン夫人の最後の舞踏会”をめぐって―「罪を犯した女たち」と人物再登場法
拒絶された手紙―書簡=小説としての初版『谷間の百合』
花の小説/小説の花―初版『谷間の百合』再読)

著者紹介

谷本 道昭 (タニモト ミチアキ)  
1980年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了・博士課程単位取得退学、パリ第七大学修士・博士(テクストとイマージュの歴史と記号学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻准教授。専門はバルザックを中心とする十九世紀フランス文学と出版文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)