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塚本邦雄歌集

出版社名 書肆侃侃房
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-86385-630-1
4-86385-630-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 396P 20cm

商品内容

要旨

前衛短歌運動によって新風をもたらし、古典からの流れを辿った博覧強記の知性で、韻律を改革し、独自の比喩を追求した、戦後短歌史を代表する歌人・塚本邦雄。『水葬物語』『日本人霊歌』を完本で収録する。

著者紹介

〓本 邦雄 (ツカモト クニオ)  
1920年滋賀県生まれ。43年「木槿」入会「青樫」同人となる。47年「日本歌人」の前川佐美雄に師事。51年第一歌集『水葬物語』刊行。中井英夫らの賛同を得て岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開し戦後短歌に新風をもたらし、60年に一冊限りの同人誌「極」を創刊。以後も古典から現代短歌までの流れを遡り、美学や技法などを取り入れながら磨き上げ、短歌の可能性を追求。古今東西の文化や芸術などへの深い知識と教養に裏付けられた創作活動は、三島由紀夫に称賛されるなど、分野を超えて広く影響を及ぼした
尾崎 まゆみ (オザキ マユミ)  
1955年愛媛県生まれ。1977年早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。1987年塚本邦雄に出会い師事。「玲瓏」入会。1991年第34回短歌研究新人賞受賞。現在「玲瓏」撰者 編集委員。神戸新聞文芸短歌選者、伊丹歌壇選者。歌集に、『微熱海域』、『酸つぱい月』、『真珠鎖骨』、『時の孔雀』、『明媚な闇』日本歌人クラブ近畿ブロック優良歌集賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)