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歴史

出版社名 悠書館
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-86582-050-8
4-86582-050-7
税込価格 5,500円
頁数・縦 247,124P 22cm

商品内容

要旨

西洋古代・中世を通して唯一の女性歴史家、アンナ・コムニニを歴史学へと導いた、正統派歴史書!

目次

第1巻(イサアキオス=コムニノスとヨアニス=コムニノス兄弟の教育
イサアキオスとヨアニスの経歴と結婚 ほか)
第2巻(新しい統治
ケサルのヨアニス=ドゥカス、ヴィシニアに退く ほか)
第3巻(ミハイル七世治下における帝国の状況
ニキフォロス=ヴリエニオス、ケサルに推薦される ほか)
第4巻(ヴォタニアティス、国庫の金を使い尽くす
ストラヴォロマノスとヒロスファクティス、使節としてヴリエニオスへ派遣される ほか)
付録 マンツィケルトの戦い―ロマノス=ディオエニス帝の最後の遠征からその死まで

著者紹介

ニキフォロス=ヴリエニオス (ニキフォロスヴリエニオス)  
1080頃?〜1137/38年。アドリアヌポリスの有力な軍人貴族の出で、ビザンツ皇帝アレクシオス1世コムニノス(在位1081〜1118年)の息女アンナ=コムニニ(1083〜1154/55年頃)と結婚し、皇帝の娘婿として外交・行政・軍事に手腕を発揮する。皇后イリニや妻アンナからアレクシオス1世の後継として即位を期待されるも野心的な行動をとらず、アンナの弟ヨアニスが帝位に就くとそれに仕えた。義母イリニの依頼によりアレクシオス1世の事績を伝える歴史書(本書)を執筆する
相野 洋三 (アイノ ヨウゾウ)  
1941年、神戸市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(西洋史学)単位取得後退学、2002年兵庫県立高校を退職後、「ビザンツ帝国海軍組織の研究」により博士学位(歴史学)取得。2023年11月16日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)