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善き力 ボンヘッファーを描き出す12章

出版社名 新教出版社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-400-31103-4
4-400-31103-1
税込価格 3,960円
頁数・縦 324P 20cm

商品内容

要旨

彼は何者だったのか。著者は、夫H・E・テートと共に新版ボンヘッファー全集(DBW)の編集に絶大な貢献を果たし、ボンヘッファーのテキストに誰よりも通暁する碩学である。本書は、著者が2000年代初頭に、主として一般市民を対象に語った講演を収録する。様々なテーマを切り口に、ボンヘッファーの神学思想と信仰世界の豊かさが生き生きと描き出される。

目次

第1章 「善き力に不思議に守られて…」ディートリヒ・ボンヘッファー―神学者・抵抗運動の闘士
第2章 子どもたちの友―ディートリヒ・ボンヘッファーの生涯と神学における一つの要点
第3章 ボンヘッファーの冒険―平和という神の戒めを知るために
第4章 ボンヘッファーの生涯における聖書
第5章 ボンヘッファーの『服従』におけるイエスの山上の説教
第6章 ボンヘッファーとテモテ
第7章 世界におけるキリスト者の責任―私たちはボンヘッファーから何を新たに学べるのか
第8章 ボンヘッファーと極端なもの
第9章 逆説的な従順―ディートリヒ・ボンヘッファーの神学倫理一九三三‐一九四三
第10章 必要な高貴さ―ディートリヒ・ボンヘッファーが思い描くドイツの未来
第11章 「聖なること」は難しい?
第12章 死と復活
付録

著者紹介

岡野 彩子 (オカノ アヤコ)  
大阪大学大学院言語社会研究科言語社会専攻博士後期課程修了。ミュンヘン大学、ベルリン・フンボルト大学プロテスタント神学部留学。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招聘研究員、大阪大学COデザインセンター特任研究員を経て、現在関西大学、京都産業大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)