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なぜ「新潟は普通以下に」 没後30年角さん待望論 元新潟日報報道部長「回顧録」

出版社名 新潟日報メディアネット
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-86132-867-1
4-86132-867-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 465P 21cm

商品内容

要旨

田中元首相没後30年の2023年、角さん待望論が再燃した。待望論は、新潟の「失われた30年」と重なり、「全国最長の大臣不在」「財政危機」で「新潟は普通以下になった」(早坂茂三氏)ことへのアンチテーゼかもしれない。本書は、元新潟日報報道部長が「多面鏡」「座標軸」の署名記事を中心に「日報抄」も収録、県政の転換点を回顧した。全12章は「角さん待望論」のほか「原発・拉致」「事件報道」「知事と向き合う」「追憶の国会議員」「新聞の未来」で構成。岸田政権を退陣させた自民党の「政治とカネ」問題も新たに加筆した。

目次

第1章 角さん復権待望論 2002年〜2017年
第2章 東京から見た新潟の政治風土 1993年〜2007年
第3章 安保法案、国・県政に強い危機感 2013年〜2017年
第4章 追憶の国会議員 1995年〜2018年
第5章 1面コラムで喜怒哀楽 2004年〜2009年
第6章 県政トップと向き合う 1993年〜2008年
第7章 戦慄の地下鉄サリン事件、環境報道 1994年〜2000年
第8章 拉致・原発問題を全国に発信 1996年〜2013年
第9章 追想・愚直に生き抜いた人々 1987年〜2022年
第10章 悪戦苦闘の新人時代 1980年〜1990年
第11章 記者の原点・事件報道の現場 1990年〜2000年
第12章 デジタル時代の新聞の未来

著者紹介

高橋 正秀 (タカハシ マサヒデ)  
1957年新潟県刈羽郡小国町(現長岡市)生まれ。長岡高、立命館大卒。80年新潟日報社入社。報道部長、編集局次長歴任。横田めぐみさんらの拉致事件を追及した長期企画「拉致・北朝鮮」取材班代表で2004年度新聞協会賞。代表取締役専務を経て22年、新潟日報メディアネット会長(24年3月退任)。現新潟日報社顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)