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ガリツィア全史 ウクライナとポーランドをめぐる歴史地政学

境界地域研究 第1巻

出版社名 パブリブ
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-908468-80-3
4-908468-80-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 407P 19cm

商品内容

要旨

ガリツィアはウクライナ民族主義者組織やバンデラで知られる一方、ギリシャ・カトリックの下でリベラリズムを育んだ地でもあった。ロシアによる侵略以降ポーランドとの連帯感が高まるも、第一次大戦からナチス期の歴史認識では対立を抱える。ドイツ・ハンガリー・リトアニア・ハプスブルク・チェコスロヴァキア・ルーマニアとも密接に関係し、中東欧政治を理解する上で極めて重要なエリア。

目次

序章 東にとっての西、西にとっての東
第一章 中世のガリツィア
第二章 近世のガリツィア
第三章 近代のガリツィア(1)
第四章 近代のガリツィア(2)
第五章 第一次世界大戦とガリツィア
第六章 ガリツィア戦争
第七章 戦間期のガリツィア
第八章 第二次世界大戦とガリツィア
第九章 第二次世界大戦後のガリツィア

著者紹介

安齋 篤人 (アンザイ アツト)  
東京大学大学院総合文化研究科地域文化専攻博士課程在学中。1993(平成5)年、茨城県生まれ。東京外国語大学国際社会学部卒業後、東京大学大学院総合文化研究科地域文化専攻修士課程修了。ポーランド政府奨学金を受給し、ヴロツワフ大学留学(2021‐2023年)。専門は中東欧ユダヤ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)