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文学模擬裁判のつくりかた 国語科と公民科をつなぐ。

出版社名 清水書院
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-389-50154-9
4-389-50154-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 239P 21cm

商品内容

要旨

3つの事件をあなたはどのように裁きますか?事件1.高瀬舟(森〓外)。喜助が病気に苦しむ弟の自殺を助けたのは、本当に同意殺人なのか、あるいは生活苦からの殺人なのか。事件2.羅生門(芥川龍之介)。下人が羅生門にいた老婆の身ぐるみを剥いだのは、自身の身の危険を感じた緊急避難なのか、単なる強盗なのか。事件3.こころ(夏目漱石)。「私」と「K」が暮らす下宿部屋で、なぜ「K」は襖を開けて自殺したのか。「私」には「K」を自殺に追い込むほどの殺意があったのか、否か。モギサイは国語であり、理科であり、社会であり、スーガクだ!

目次

文学模擬裁判を始める前に
『高瀬舟』で文学模擬裁判(『高瀬舟』について
『高瀬舟』の舞台について
争点と法律の説明 ほか)
『羅生門』で文学模擬裁判(『羅生門』について
『羅生門』の舞台について
争点と法律の説明 ほか)
『こころ』で文学模擬裁判(『こころ』について
『こころ』ゆかりの舞台について
争点と法律の説明 ほか)

著者紹介

札埜 和男 (フダノ カズオ)  
龍谷大学文学部准教授。1962年大阪府交野市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。博士(文学・大阪大学)。専攻は国語科教育・法教育・方言学。現場での教員生活31年(中学校2年・高校29年。担任20回)。最初の3年間は社会科教員であった(国語・社会・英語の中高免許状所有)。2017年4月より岡山理科大学教育学部准教授、2022年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)