デカルトの知性主義 分析的方法の精神化とその基づけ
出版社名 | 知泉書館 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-86285-427-8
(4-86285-427-3) |
税込価格 | 6,050円 |
頁数・縦 | 339P 23cm |
商品内容
要旨 |
デカルトは「近代哲学の父」と言われるが、それはなぜであろうか。「コギト」という近代哲学の原理を打ち立て、近代科学を産み出す幾何学的方法の発見、前時代の学を根本的に壊滅させ、物体の本質を延長とみなす機械論的科学論などがその理由である。しかし現代においてヨーロッパ哲学はデカルト哲学というアイデンティティを失い自己喪失に陥っている。本書はデカルト研究を通して再び「哲学すること」を問いかける。デカルト研究、哲学史研究を、たんなる対象研究に終わらせるのではなく、自らの「哲学の実践」とすることを示した労作。 |
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目次 |
序章 哲学者研究の哲学 |