「孤独・孤立」の歴史社会学
出版社名 | 晃洋書房 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-7710-3934-6
(4-7710-3934-8) |
税込価格 | 3,850円 |
頁数・縦 | 272,12P 22cm |
商品内容
要旨 |
人々の言説活動は、いかにして社会を変えてきたか―孤独・孤立をめぐる歴史を紐解き、言説活動を社会変革につなげるためのヒントを探る。かつて、孤独・孤立は個の解放/確立と結びつけられ、必ずしも問題とはみなされていなかった。しかし今、社会システムが綻びていくなかで、孤独・孤立は多数の人々にとって生存を脅かすリスクとなっている。就職氷河期世代の中高年化と急増する貧困で孤立する人々、孤立したケアで追い詰められる人々…。もはや、「個人の選択の帰結」という段階ではない。問題の根と向き合うには、言説活動の力を社会システムの変革に向けなければならない。本書は、そのためのヒントを言説活動の歴史から探る試みである。 |
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目次 |
第1部 近代化に伴う個の解放と孤独(近代化と近隣組織―隣組・町内会の廃止と復活をめぐって |