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境界と周縁 社会言語学の新しい地平

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-8234-1273-8
4-8234-1273-7
税込価格 3,740円
頁数・縦 277P 21cm

商品内容

目次

「境界」と「周縁」から読み解く社会とことば
第1部 「境界」の引き方(娯楽と社会運動の境界―「LGBTブーム」と言語的レガシー
バルカン・バベル―言語の境界と翻訳
多言語地域における言語シフトと危機言語を考える―フィリピンの事例から
幼少期に中国と日本を往還した著者のアイデンティティ交渉―共通の傾向と年齢に応じた変化)
第2部 周縁性がもたらすもの(方言景観と方言みやげの社会史
メディアが再生産する方言イメージ―ドラマと翻訳に描かれる東北方言
播州ことばを起点に世界の周縁言語話者と考える言語多様性継承―それでも話し続けることの言語社会学的対照
琉球諸語の再生のために―世代を超えて繋がる力)
第3部 「研究」の捉え直しと越境(「トランス」の向こう側に―「言語化された世界」の内実
研究・教育の越境をめざした本書の学び方)

著者紹介

三宅 和子 (ミヤケ カズコ)  
東洋大学名誉教授。専門は、社会言語学、メディア論、日本語教育
新井 保裕 (アライ ヤスヒロ)  
文京学院大学外国語学部准教授。専門は、社会言語学、韓国朝鮮語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)