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生きてりゃいいさ 河島英五伝

出版社名 西日本出版社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-908443-98-5
4-908443-98-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 251P 19cm

商品内容

目次

第1章 誕生 何かいいことないかな
第2章 ヒット曲 酒と泪と男と女
第3章 旅の日々 時代おくれ
第4章 家族 生きてりゃいいさ
第5章 別れ 旧友再会
第6章 再生 月の花まつり
最終章 永遠 百年たったら

出版社・メーカーコメント

1975年、シングルレコードのB面として発売された「酒と泪と男と女」は、50年の歳月を経て、今日もどこかでだれかが歌っている。河島英五がこの曲を作ったのは18歳の高校生の時だった。大人の世界を冷めた目で見ていた青年は、やがて世界を旅し、メッセージ性の高い曲をたくさん生み出していく…。そして2001年4月、48歳の若さでこの世を去った…。『京都に女王と呼ばれた作家がいた』でミステリー作家・山村美紗の生涯を描いた花房観音が、英五の娘、河島あみると出会ったことから、世間がイメージする河島英五と違う英五の姿を知り、その生き様にのめりこみ、生涯を書ききった、渾身の一作。生きてりゃいいさ 喜びも悲しみも立ち止まりはしない、めぐりめぐっていくのさ (河島英五「生きてりゃいいさ」より抜粋)あのねのねのバックバンドとして屈折した思いを持っていた下積み時代。日本酒のCMに起用されて売れた「酒と泪と男と女」。シルクロードを漂流した一人旅。円空の後ろ姿を追って、バイクにギターを積んで日本各地で歌った日々。笑福亭鶴瓶、桂南光、原田伸郎、ホモ・サピエンス、友人らが回想する英五とのピリピリした時間と深い情。夫婦愛と家族愛。

著者紹介

花房 観音 (ハナブサ カンノン)  
1971(昭和46)年、兵庫県豊岡生れ。京都女子大学文学部中退後、映画会社や旅行会社などの勤務を経て、2010年に「花祀り」団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。男女のありようを描く筆力の高さには女性ファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)