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服部雪斎 幕末から明治を生きた、精美なる花鳥図の絵師

出版社名 教育評論社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-86624-118-0
4-86624-118-7
税込価格 4,180円
頁数・縦 242,4P 22cm

商品内容

要旨

服部雪斎とは誰なのか。美術の激動期を生き、対象を緻密に捉えた色鮮やかな描写で、博物図譜から明治天皇が英国王子へ贈った画帖、植物図鑑の描き手として重用された人物。時の幕府や新政府、周辺の人々との関係をもとに、その知られざる画業に迫る。

目次

第1章 遠坂文雍一門が描いた祐天寺天井画(祐天寺天英院御霊屋
天井画 ほか)
第2章 博物図譜の画家・雪斎(二つの『目八譜』
武蔵石寿と赭鞭会 ほか)
第3章 森立之と雪斎(森立之(枳園)
『半魚譜』 ほか)
第4章 外交儀礼のなかの雪斎(オーストリアに贈られた画帖
幕末の外交儀礼における贈答絵画 ほか)
第5章 明治政府のもとでの雪斎(博覧会における雪斎
博覧会記念写真の人物 ほか)

著者紹介

児島 薫 (コジマ カオル)  
実践女子大学文学部美学美術史学科教授。専門は日本近代美術史。東京大学文学部美術史学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程美術史専修課程修了(人文修士)。博士課程美術史専攻課程日本美術史専攻中退。2007年にロンドン芸術大学でPh.D.取得。東京国立近代美術館研究員などを経て2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)