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大学生の安全行動志向にみる大人になるための非認知能力 ウェルビーイングとエージェンシーが求められる時代に

出版社名 図書文化社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-8100-5791-1
4-8100-5791-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 175P 19cm

商品内容

要旨

「みんなと同じ」でいたがる若者たち。人と違う行動で場を乱したくない、傷つくくらいなら何もしない方がいい。こう考える若者に、「失敗を恐れず自分から行動しなさい」と求めても、幼少期から身についた安全行動(防衛的な行動のパターン)は、すぐに変わりません。本書では、非認知能力の育成と、その発達に深く関わるアイデンティティと所属感の支援について、幼児から大人になるまでの育ちを見通しながら解説していきます。

目次

序章 近年の大学生の姿から見えてくるもの―協働活動で浮かび上がる大学生のタイプ
第1章 大学生のタイプと非認知能力との関連
第2章 なぜ非認知能力の発達格差が生まれるのか―幼児期・学齢期の体験と非認知能力の関係―
第3章 近年の大学生の支援のあり方
第4章 職場における自律性支援
第5章 子ども時代に非認知能力を育てるには

著者紹介

河村 茂雄 (カワムラ シゲオ)  
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。博士(心理学)。公立学校教諭・教育相談員を経験し、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て現職。日本学級経営心理学会理事長、日本教育カウンセリング学会理事長、日本教育心理学会理事長、日本教育カウンセラー協会岩手県支部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)