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バッハ 伝承の謎を追う

新装版

出版社名 春秋社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-393-93243-8
4-393-93243-9
税込価格 4,620円
頁数・縦 344,12P 19cm
シリーズ名 バッハ

商品内容

要旨

20世紀バッハ研究の総決算。忘れられた演奏習慣、数多くの真偽不明の作品、「フーガの技法」や「ロ短調ミサ曲」など、バッハの作品伝承にまつわる数々の疑問や謎を、厳密な資料学的研究の立場から解明する。

目次

1 バッハ研究の現状
2 演奏習慣の諸問題
3 「バッハ復活」の背景―ロマン派のゴシック的バッハ像をめぐって
4 バッハをめぐる偽作の問題
5 『フーガの技法』の謎
6 晩年のバッハとその作品―バッハ像修正の試み
7 『ロ短調ミサ曲』のバロック的普遍主義

出版社・メーカーコメント

20世紀バッハ研究の総決算。忘れられた演奏習慣、数多くの真偽不明の作品、「フーガの技法」や「ロ短調ミサ曲」など、バッハの作品伝承にまつわる数々の疑問や謎を、厳密な資料学的研究の立場から解明する。1995年刊の新装復刊。

著者紹介

小林 義武 (コバヤシ ヨシタケ)  
1942年北海道室蘭市生まれ。66年東京大学文学部美学科卒業。同年オーストラリア政府奨学生としてウィーン大学に留学(主専攻:音楽学)。67年ドイツ・ゲッティンゲン大学へ転学。71年から72年までゲッティンゲン大学音楽学研究所副助手。73年同大学にて博士号取得(博士論文『フランツ・ハウザーとそのバッハ・コレクション』)。74年から91年まで在ゲッティンゲン、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ研究所学術研究員。91年から99年まで同志社女子大学学芸学部音楽学科教授。98年ドイツ・ドルトムント大学客員教授。99年より成城大学文芸学部芸術学科教授。1996年辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励賞受賞。2002年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2013年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)