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ラインホールド・ニーバーの政治的リアリズム 戦争と国際政治の倫理

出版社名 晃洋書房
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-7710-3984-1
4-7710-3984-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 226,8P 21cm

商品内容

要旨

政治的リアリズムとキリスト教倫理の緊張関係の中で、ラインホールド・ニーバーは何を見出したのか。本書は、E.H.カーに注目され、ケナンやモーゲンソーと並び「リアリズム」の父の一人と評されるニーバーの政治哲学を、戦争と国際政治の倫理から考察。混迷を極める国際社会を冷静な目で見つめた現実主義の思想が今紐解かれる。

目次

序章 ラインホールド・ニーバーと政治的リアリズム
第一章 ニーバーの平和主義批判
第二章 力と秩序
第三章 自由と制約
第四章 道徳と国家:正戦
第五章 道徳と国家:ニーバー
第六章 ニーバーの国際政治倫理学
終章 正戦へのプラグマティックなアプローチ

著者紹介

マッケオン,コルム (マッケオン,コルム)   McKeogh,Colm
アイルランドのキルケニー生まれ。ダブリンのトリニティ・カレッジで政治学を、イングランド、ウェールズのアベリストウィス大学で戦略学を学ぶ。政治理論家として、戦争や暴力に対する宗教的態度を中心に研究。ニュージーランドのワイカト大学で長年にわたり政治学を専攻する学生に哲学と宗教を教えている
大坪 哲也 (オオツボ テツヤ)  
1979年福岡市生まれ。西南学院大学 国際文化学部 国際文化学科 准教授。文学博士(京都大学)。専門は哲学、キリスト教思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)