宝島社『このマンガがすごい！２０２５』オンナ編　第３位生まれた時の性別や前提とされて語られる性愛について、社会で自己を決めつけられて扱われるようなことに違和感を感じていた。女として生まれたから男と恋愛して結婚して、子どもを生んでという人生を送るのかと思って生きてきた。でも、本当の自分が感じていて自然に思ったりやりたかったりしたかったことは違ったのかもしれない。ずっと男の人が苦手だったのは、もしかしたら自分はレズビアンだったからなのかもしれない。実父を見舞うため島根と東京を行き来しつつ、離婚への準備を着々と進めていく〈あや〉。一方、同性愛者のパートナーと結婚を誓った〈けいと〉はボクシングのリングに立つことを目標に練習にのめり込んでいた。冬から春へと季節が流れるなか、〈あや〉のもとに様々な福音が訪れるーーー。