
〈わたし〉という幻想、〈わたし〉という呪縛 精神病理学的政治学序説
出版社名 | せりか書房 |
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出版年月 | 2002年12月 |
ISBNコード |
978-4-7967-0245-4
(4-7967-0245-8) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 226P 19cm |
商品内容
要旨 |
「内面化する権力」というミシェル・フーコーの画期的な権力論は、精神医学を政治学の中心に据えることを可能にした。フロイトの精神分析理論から現象学的精神病理学、さらにはラカンなど今日の精神医学の研究成果を通して、ポストモダン社会が産みだしたさまざまな病状―崩壊する家庭・家族、学校化、セクシュアリティ、自殺願望、理解不能な暴力、嗜癖的・共依存的人間関係(ストーカー、DV=家庭内暴力)カルトなど―を、単なるこころの病としてではなく権力をめぐる社会・時代の病理として根底から捉えなおす大胆な試み。 |
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目次 |
誰のものでもなく、誰も意図しない権力 |