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阿弥陀信仰 POD版

民衆宗教史叢書 11

出版社名 雄山閣
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-639-10012-6
4-639-10012-4
税込価格 5,280円
頁数・縦 360P 21cm
シリーズ名 阿弥陀信仰

商品内容

要旨

本書は、阿弥陀信仰の基本構造を仏凡の来迎・往生という対応関係、滅罪と追善性をもつ念仏への傾斜と本願帰信の尊重とが描く心的軌跡に求め、これを土台として展開する各時代の阿弥陀信仰の諸相をみつめる方法を採り、あわせて民俗のなかの阿弥陀信仰を考えて、この信仰にひそむ常民性を求めてみようとした。

目次

第1篇 阿弥陀信仰の史的展開(奈良時代における弥陀信仰
平安時代における法華信仰と弥陀信仰―とくに『法華験記』と往生伝の研究を中心として ほか)
第2篇 阿弥陀信仰の思想的基調(阿弥陀信仰の基調と特色
来世浄土と阿弥陀仏―浄土念仏の二要素 ほか)
第3篇 阿弥陀信仰と芸術・儀礼・民俗(阿弥陀仏の造像について
極楽絵 ほか)
第4篇 阿弥陀信仰の研究成果と課題(阿弥陀信仰研究史の回顧と展望
収録論文解説)

著者紹介

伊藤 唯真 (イトウ ユイシン)  
1931年滋賀県に生れる。1958年同志社大学大学院文学研究科博士課程修了、文化史学専攻。現在、仏教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)