• 本

なまけものバスティアン

出版社名 創英社
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-88142-271-7
4-88142-271-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 49P 28cm

商品内容

要旨

親方が言います、「ナイフを取れ、今度はもっとうまくやるのだぞ!あそこの小さなバラの木のところで、枯れた枝を切ってくれ!」若い者はバラのところに行きました。彼は考えました、「簡単なことだ、もうじきに枯れてしまうのだ」そこで全部短く小さく切ってしまったのです。何もないようになった木を見たとき、庭師の親方は目を疑い、近づく前からもう叫んでいます、「何たる愚か者!」バスティアンは怖くて転んでしまいました。それから耳を引っ張られて、頭がずきずき、がんがんします。すぐに庭師の親方は彼を追い出し、青筋立てて怒りながら、言葉を浴びせます、「おまえの庭師稼業はおしまいだ!出ていけ、バスティアン、とっとと消えて失せろ」。

著者紹介

ホフマン,ハインリヒ (ホフマン,ハインリヒ)   Hoffmann,Heinrich
1809年6月13日、フランクフルト・アム・マインで生まれる。1829年〜1833年ハイデルベルクとハレの大学で医学専攻。1833年〜1834年パリの病院で研究。1835年フランクフルトで開業医。1834年に設立された救貧病院も手伝う。1840年結婚。1842年最初の文学作品『詩集』出版。1845年医学協会を共同創設。1848年三月革命後、フランクフルトのパウル教会での国民議会準備議会の10人のフランクフルト代表の一人に選ばれる。1851年〜1888年フランクフルト・アム・マイン市立精神病院に精神科医長として勤務。1859年から1864年にかけて建築家オスカー・ピヒラーと近代的な精神病院を市門前に建設し、以後そこで家族と、未亡人となった娘とその4人の子どもたちと、患者たちとともに暮らす。1894年9月20日フランクフルト・アム・マインで死亡
おおたに みな (オオタニ ミナ)  
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院博士課程単位取得満期退学。文学博士。19世紀ドイツ文学を研究。青山学院女子短期大学、慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)