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北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑

出版社名 北海道新聞社
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-89453-592-3
4-89453-592-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 95P 19cm
シリーズ名 北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ブラキストン線を知っていますか?

    北海道は、本州との境界である津軽海峡のため生物の生息状況が違っています。寒い地域、というイメージのせいか、爬虫類や両生類は少ないと思われがちですが、意外にも19種生息しています。種の食性や習性、住む環境や豆知識まで詳しく説明してあるのが本書。道産子には馴染みのカラスヘビが、本当はシマヘビの個体変異であるとか、両生類の楽園のような釧路湿原には、エゾサンショウウオが進入できない何かがある、とか思わず「へえー」と唸る情報も。この19種も、もとは爬虫類8種・両生類4種だったのが、人間による移入により増えたそうです。なかなか会う機会のない彼らですが、聞いただけで「キモチ悪い」と避けて通らず、この本を片手に出会いを楽しんでみませんか?

    (2011年8月22日)

商品内容

要旨

トカゲ、ヘビ、カメ、サンショウウオ、カエル―北海道にすむ全19種、この一冊で丸わかり。豊富な生態写真、詳しい解説文、分布域をマップ化、関連コラム10編収録。

目次

ニホントカゲ
ニホンカナヘビ
コモチカナヘビ
ジムグリ
アオダイショウ
シマヘビ
シロマダラ
ニホンマムシ
クサガメ
ミシシッピアカミミガメ
キタサンショウウオ
エゾサンショウウオ
ニホンアマガエル
エゾアカガエル
アズマヒキガエル
ウシガエル
ツチガエル
トウキョウダルマガエル
トノサマガエル

著者紹介

徳田 龍弘 (トクダ タツヒロ)  
1975年北海道札幌市生まれ。フォトグラファー、ライター。ヘビを中心に爬虫類、両生類、野生動物の写真を撮影する。野外での動物の観察がライフワーク。日本爬虫両棲類学会会員、日本自然科学写真協会会員、獣医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)