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実践bashによるサイバーセキュリティ対策 セキュリティ技術者のためのシェルスクリプト活用術

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-87311-905-2
4-87311-905-7
税込価格 3,630円
頁数・縦 321P 21cm

商品内容

要旨

bashとLinuxの標準コマンドを活用したセキュリティ対策手法についての解説書。サイバーセキュリティの現場では、常にGUIの最新ツールを使えるとは限りません。CUIによるセキュリティ対策はセキュリティ技術者にとって必須の知識です。本書では、Linux/Mac/Windows環境でbashを含む標準的なLinuxのコマンドラインツール群を用いて、各種情報収集や収集した情報の解析、監視、侵入テスト(ペネトレーションテスト)など、サイバーセキュリティの具体的な手法を実践形式で説明します。

目次

第1部 基本的な技術(コマンドラインの基礎
bashの基礎 ほか)
第2部 bashによる防御のためのセキュリティ活動(データ収集
データ処理 ほか)
第3部 bashによるペネトレーションテスト(偵察
スクリプトの難読化 ほか)
第4部 bashによるセキュリティ関連操作(ファイルのパーミッション
ログの書き込み ほか)
付録(bashのネットワークリダイレクション機能
Shellshock ほか)

おすすめコメント

bashとLinuxの標準コマンドを利用したセキュリティ対策手法!bashとLinuxの標準コマンドを活用したセキュリティ対策手法についての解説書。サイバーセキュリティの現場では、常にGUIの最新ツールを使えるとは限りません。CUIによるセキュリティ対策はセキュリティ技術者にとって必須の知識です。本書では、Linux/Mac/Windows環境でbashを含む標準的なLinuxのコマンドラインツール群を用いて、各種情報収集や収集した情報の解析、監視、侵入テスト(ペネトレーションテスト)など、サイバーセキュリティの具体的な手法を実践形式で説明します。本書は四部構成です。第I部ではbashシェルや正規表現の基本を学びます。第II部ではデータの収集、加工、分析、表示といった防御のためのサイバーセキュリティ技術について学びます。第III部ではペネトレーションテストや脆弱性の発見をリモートから行う手法について学びます。第IV部ではコマンドラインによるシステムやネットワークのセキュリティ管理について学びます。

著者紹介

トロンコーネ,ポール (トロンコーネ,ポール)   Troncone,Paul
サイバーセキュリティおよび情報セキュリティの専門家。業界歴は15年以上。サイバーセキュリティのコンサルティングおよびソフトウェア開発を専門とするDigadel Corporationを2009年に設立。ペース大学でコンピュータサイエンスの学士号、ニューヨーク大学のTandon School of Engineering(以前のPolytechnic University)でコンピュータサイエンスの修士号を取得。脆弱性のアナリスト、ソフトウェア開発者、ペネトレーションテストの技術者、大学の教授といった多様な分野で活躍している
アルビング,カール (アルビング,カール)   Albing,Carl
広範な業界経験を持つソフトウェアエンジニア。教師であり研究者でもある。大企業から中小企業まで広くソフトウェアに関する業務を行ってきた。数学で学士号、国際経営学で修士号、コンピュータサイエンスで博士号を取得している。最近は、米国海軍兵学校のコンピュータサイエンス学部の特別客員教授として研究生活を送りながら、プログラミング言語、コンパイラ、ハイパフォーマンスコンピューティング、高度なシェルプログラミングを教えてきた。現在は、海軍大学院のデータサイエンスおよびデータ分析グループの特任教授である
〓橋 基信 (タカハシ モトノブ)  
株式会社NTTデータITマネジメント室所属。1993年早稲田大学第一文学部卒。同年NTTデータ通信株式会社(現・株式会社NTTデータ)に入社。入社後数年間Unix上でのプログラム開発に携わったあと、オープン系システム全般に関するシステム基盤の技術支援業務に長く従事。Unix、Windows両OSやインターネットなどを中心とした技術支援業務を行う中で、セキュリティ技術やスクリプト活用術についての造詣を深める。現在はNTTデータにて社内グローバル基盤の企画、構築に従事する傍らで、オープンソースのSambaを中心とした出版活動などをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)