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翻訳を産む文学、文学を産む翻訳 藤本和子、村上春樹、SF小説家と複数の訳者たち

出版社名 松柏社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7754-0284-9
4-7754-0284-6
税込価格 4,180円
頁数・縦 531P 20cm

商品内容

文学賞情報

2022年 第44回 サントリー学芸賞・芸術・文学部門受賞

目次

序章 70年代末頃の文学趣味の変革―村上春樹の登場
第1章 70年代の翻訳を検討するための理論的枠組み
第2章 70年代の翻訳が置かれた歴史的な文脈
第3章 ケーススタディ1:ひとりの訳者、複数の作者―藤本和子の翻訳
第4章 ケーススタディ2:ひとりの作者、複数の訳者―日本語で構築されたカート・ヴォネガットの世界
終章 「若さ」に基づく文化的第三領域の生成―二つのケーススタディが示すもの

著者紹介

邵 丹 (ショウ タン)  
1985年生まれ。名古屋外国語大学教養教育推進センター専任講師。2022年4月から東京外国語大学世界言語社会教育センター専任講師。上海外国語大学高級翻訳学院翻訳学専攻修士課程修了。東京大学人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。東京大学博士学位(文学)。専門は翻訳研究、世界文学論、ジェンダー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)