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統計学再入門 科学哲学から探る統計思考の原点

統計スポットライト・シリーズ 7

出版社名 近代科学社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-7649-0707-2
4-7649-0707-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 182P 21cm

商品内容

要旨

「あっ」と驚く実話の数々、「えっ」とのけぞる逸話の連続―数理の裏側と論理の背後に隠れていた真実は一体なんなのか?世に見られる“未熟なデータサイエンス”のカン違いを、ものの見事に卓袱台返しする快著。

目次

1 統計学を使うときに抱く後ろめたさ:帰納推論(統計学的推論の中核は帰納
帰納の諸問題)
2 帰納がもたらす後ろめたさへの対応策(ポパーの反証主義による対応策
ベイズ主義による対応策)
3 統計思考にまつわるモヤモヤ感:誤差論的思考と集団的思考(アリストテレスの自然状態モデル
誤差論的思考
集団的思考)
4 帰無仮説有意性検定を使うときに抱くモヤモヤ感:有意性検定と仮説検定(検定理論の繰り返される誤解と誤用
フィッシャー流の有意性検定
ネイマン‐ピアソン流の仮説検定
フィッシャー流の有意性検定とネイマン‐ピアソン流の仮説検定の違い)

著者紹介

森元 良太 (モリモト リョウタ)  
北海道医療大学准教授。2003年3月慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了。2019年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)