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ツナグ想い人の心得

出版社名 新潮社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-10-328323-2
4-10-328323-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 286P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ツナグ想い人の心得

    一生に一度だけ死者との再会ができる、その橋渡しをする主人公。亡くなった人への深い様々な想いが綴られる。辻村深月の吉川英治文学新人賞受賞作「ツナグ」の続編となる5つの連作短編集。映画化もされ、シリーズ累計100万部を超えるベストセラーとなっている。今を生きることの大切さを感じる。直木賞、本屋大賞の実力はズバ抜けている。早くも第三弾が待たれる。

    (2019年12月10日)

商品内容

要旨

顔も知らない父親に、事故死した幼い娘に、片思いしていたあの人に、もしも会えるなら。一生に一度だけの死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年に亘って務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、会社員として働きながら依頼を受ける彼の元に、亡き人との面会を望む人々が訪れる。依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていて―。

著者紹介

辻村 深月 (ツジムラ ミズキ)  
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)